衣類トラブル「汗シミ」には、黄ばむ前に早めのクリーニングを!
夏場に起こる一番多い衣類トラブルと言えば、何と言っても汗ジミでしょう。
汗の成分ってみなさんはご存知ですか?
それは、ほとんどが水です。
その他には、塩化ナトリウムが約0.6%含まれ、
ごく少量の尿素や塩素、カリシウム、マグネシウム、乳酸などのミネラルもふくまれてます。
汗をかいた濃色のシャツに白く輪シミになるのは、塩がふくまれているからなんですね。
汗は人によっては、黄色く色素を持っていることもあるそうです。
付いてすぐなら、お洗濯で落ちますが数日経過すると皮脂が酸化して固まるので染み抜きが必要とになることも多いです。
1ヶ月も、そのまま放置しておくと化学変化して色抜けを起こすことがあるので、早めに処置をしてください!
汗をかいたお洋服のもっとも良いメンテナンスは、できればすぐに水洗いすることをおすすめします。
水洗いが難しいお洋服なら、水で濡らしてかたく絞ったタオルでトントンたたき洗いをしましょう。
そうするだけで、汗臭くなるのも防ぐことができます。
みなさんは知っていましたか? 汗ってそのものに臭いがあるわけではないんです。
汗をかいて、そのままにしておくことで、細菌によって分解されたり、成分が酸化して
「汗の臭い・バイ菌」の原因になっているんです。
汗の臭いには、ファブリーズなどの消臭剤を使うのも良いですが、
できるだけ汚れをとってから使う方が効果的です。
ですが、ファブリーズの使い過ぎにも注意が必要です。
多量に毎日のように使っている方もいるようですが、
ファブリーズの成分が生地の上で重なり合い層のようになってしまっているお洋服をたまに見かけます。
お洋服の通気性は悪くなるし、落とすのが結構大変なんです。
ここまでなる前に、「クリーニングしてほしいなぁ~」と正直な気持ち・・・。
ファブリーズは、「エアーウォッシュ」と言っていますが、
決して汚れを落とすものではありませんので、こまめなお洗濯を心がけたいですよね!(願いとして…)
汗シミ等、お困りの方はシロヤにてご相談下さい。(^^)/~