ドライクリーニングはどんな汚れも落ちる?
クリーニング屋さんで行われるドライクリーニングはドライ溶剤といわれる油で洗浄されます。 そのため、油汚れ(皮脂・機械油など)には非常に効果があります。 その反面、水溶性の汚れ(汗・果汁など)には弱点があります。 お家で洗う(水洗い)とは逆になりますので「なんで、とれないの?」と思ってしまう要因かもしれません。
白物はなぜ黄色くなる?
酸素をカットしないかぎり、新聞紙のように何でも酸化して黄ばんでしまいます。 汚れていれば、なおさら黄ばんでしまいます。 どうしてもイヤだという場合は、ポテトチップスのように窒素パックするしかありません。 現実的には、しまう前にはできるだけ汚れを落としておくことでしょう。 もし、黄ばんでしまったら漂白して白くするのがいいでしょう。
ウールのセーターは家庭で洗えるの?
はい、基本的には洗うことができますが注意しなければいけないこともあります。 絶対に、アルカリ洗剤をつかわないでください。もみあらいもいけません。 アクロンやエマールなどの中性洗剤をつかいましょう。 あと、織りによっては非常に縮みやすいので気をつけなければなりません。 品質表示にドライマークのなかにセキユと書いてある品物はやめておいた方が無難です。
羽毛布団はドライクリーニング?
メーカーさんは布団保護の観点からなのか、ドライマークをつけることがありますが、 衛生面から言うと水洗いする方がいいと思います。羽毛はもともと水鳥なのですから
クリーニングをすると衣類が縮む?
はっきり言ってわかりません。 なぜかと言うと、もともと洋服をつくるときの品質基準のなかに寸法変化率というのがあります。 一般的に、通常 ±3%  ニット ±5%  を基準につくられています。 つまり、クリーニングして丈が100cmの洋服が3cm縮んでも伸びても当たり前と言う事になります。 あとは、アイロン仕上げで ということなのでしょう。
<補足> 一部のクリーニング店では、高温タンブリング乾燥が行われています。 これによって縮んでいるケースもあるようです。 論外ですが・・・・・
大きなぬいぐるみは洗えるの?
はい、 どんなサイズでも洗います。 着ぐるみでも洗うことができます。
(ちなみに、着ぐるみ持っています。関係ないですが・・・)
何のシミかわからない場合どうしているの?
シミを見つけた時、「何のシミか分からない?」というほうが多いんじゃないでしょうか?
私たちしみぬきの世界では、油・水・酸・還という不変的な法則があります。
油性処理(ベンジンなど)
水性処理(酵素などを使ったタンパク除去)
水性処理(酸を利用したタンニン除去)
酸化漂白(過酸化水素などを使った色素除去)
還元漂白(ハイドロなどを使った鉄分、色素除去)
この順番に一つ一つ処理を行ないます。 万能薬的な染み抜き剤は売られていますが、風邪薬で言うと総合漢方薬って感じで、 酸化して古くなったシミはむずかしいと思います。
はっ水スプレーでシミは予防できる?
はい、効果はあると思います。 ジュースをこぼした時などは、繊維に染み込むを防いでくれます。 首回りなどの擦れる部分は汚れてしまいますが… 洗った時の汚れ落ちは良いと思います。 (しっかり洗った後にスプレーしてください。汚れごとコートしてしまいますので)
衣類の臭いや体臭の落とし方は?
いろいろなメーカーから消臭剤が販売されていますし、お酢、アンモニア、重曹、ミョウバンなどを使った方法もたくさん紹介されていますが、 まずは、しっかり洗って原因を取り除く事が一番大切です。 洗剤と一緒に漂白剤を少し使って、除菌力を高めることからやるのが良いと思います。
古くなったシミは取れないの?
繊維さえ問題なければ、ほとんど取ることができます。 シミというよりも素材とその状態の方が肝心です。 (薬品が限定されてしまうので…)
洗濯時に色移りした衣類の落とし方を教えて?
1.色移りした部分にその時使った洗剤を塗って10分置いておく。
2.洗剤濃度を少し濃い目にして洗って下さい。
※ ワイドハイターなどの色物用漂白剤はあまり効果がありません。
塩素系漂白剤はなぜ使ったらダメなの
白地の綿や麻なら使うことができます。 しかしながら、塩素系漂白は生地を少しずつ削っていくような感じになるので、 何度もやっていると生地がだんだん薄くなっていきます。 なので、おしゃれ着などにはあまり適さないと思います。
※ ウールや絹などの動物性繊維には絶対使わないでください。
汗の汚れの付いた衣類をそのままにしているとどうなる?
だいたい2、3週間ほどで酸化して黄変してきます。 それを過ぎますと、染料と化学変化をおこして変退色したり、 カビの原因になるので、出来るだけ早めに洗うことをオススメします。
タオルケットに繁殖したダニは洗濯で除去できる?
はい、できると思います。 当店では、防ダニ加工もできますので特別気になる方にはオススメです。
ぺちゃんこになったダウンジャケットは元にもどる?
ダウンにかなりのダメージがない限り、復元することはできると思います。 方法としては、まずは汚れを落としたくさんの空気を送りながらクールタンブリングを行ないます。 羽毛が空気をたくさん抱くと大成功です。
お店によってクリーニング料金が違うわけ
「クリーニング屋さんはどこも同じ」そう思っている方もまだまだ多いようですが、 ホントはパン屋さんの味がどこも違うようにクリーニング屋さんも全く違います。 具体的には、洗うドライ溶剤、洗剤はもちろん違いますし、洗浄時間も大きく違います。 それぞれのお店の基準でプログラムして洗浄され、仕上げ工程が作られていますのでクリーニング料金に違いがでます。 * 大手チェーンなどの安いお店は洗浄時間、仕上げ時間が短いと言えます。 白物が黒くくすんだなどの場合は溶剤管理費を削減していると思います。
ドライクリーニングの良し悪しの決め手!
ズボンのポケットの中のべとつき、これって汚れ?
はい、おそらく汚れです。 汗などが蓄積しているかもしれないので水洗いをすることをオススメします。
ボールペンのシミは取れる?
はい、ほとんどのものは、とることができます。 シミが残ってしまうケースとしては、黒インクはカーボンが含まれていますので若干うすく残ってしまう場合 、アセテイトやナイロンなどの耐薬品性が低い場合、染色が特殊で極めて弱い場合などです。

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